ALLさち さんからコメントをもらった。(7/16ブログ参照)
広く論題として論議がなされているが、知るほど五里霧中となる感がある。
ちょうど今、yomiDrに連載されているブログなどの
①がんと向き合う~腫瘍内科医・高野利実の診察室~(高野利実)
②今こそ考えよう 高齢者の終末期医療(宮本顕二・礼子)
③緩和ケア医・岡部健さんインタビュー
が経験豊かな医師の意見として、心を打つ。
図表は、三枝孝充氏 の『あめいろぐピックアップ』より転載した。
慢性疾患(CKDや糖尿病など)も中位のグラフに近いだろう。それに対してがん、とりわけ
血液腫瘍の場合は、長期のQOLを保ていたのが急変する(様に素人として思っている)
寛解や治癒への手段のないことが明確になる時期である。感染症も多いが、血液の異常により多臓器不全とは言うもののいかなる症状に直面するかは、医療者の予断を許さない。また、壊滅してきた造血機能を補填するためにWBC.PTの輸注を必要と感じるかもしれない。
本体の疾患への治療手段はないので、総合病院にとどまることは難しいかもしれない。緩和を専門にする医療施設にへ入ることができれば、まだ苦痛を緩めてもらえる終末期が得られよう。でも、機会は多くない。在宅医療は、終末期への対処の医療技術的な問題を抱えている可能性がある。(長尾ドクターなど輸血も軽くこなしていると述べているが・・・)
介護支援については、急変後申請しても、生存中に認可が下りることはないかもしれない。
勿論予測での事前認可などあり得ない。
余命の宣告を受けられた身で、緩和専門の道に尽力された「岡部健」医師の想いが、胸を打つ。
昨日、「ももの木」の交流会があった。今まで随分積極的に活動されてきた友が、治療上の選択に非常に厳しい状況にあることが伝えられた。ALLさんのコメントと合わせて、少しばかり此処の場で呟くことを許していただきたい。
百軒
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ALLさち (日曜日, 26 8月 2012 20:46)
百軒さま、私の至らないコメントをピックアップして頂き大変恐縮しております。
昨日も大変お世話になりました。
百軒さまと思いや学びをシェアできますこと、大きな力になっております。
今後、血液領域での在宅療養の学びも深めていきたいと思っております。