フィラデルフィア染色体様(Philadelphia chromosome-like)ALL

【もどき】の話である。

小児での急性リンパ性白血病(ALL)はよく知られている。

その中で、フィラデルフィア染色体陽性ALLがある。

遺伝子パターンを調べると、フィラデルフィア染色体陽性ALLと同様の遺伝子活性パターンを示すが、BCR-ABL1融合遺伝子のないもののあることが分かった。

これが、<もどき>のフィラデルフィア染色体ALL である。

検査診断の重要性が論じられている。

 

BCR-ABLには、長年お付き合いを願っているので、目に留まった記事である。

                                   (百軒)

 

次元は異なるが、一方では検査過多の論陣がある。