みんなでアロマを楽しむ;駒込病院サービスアップ推進行事

駒込病院で、患者・家族・付添いの方々への癒し・リフレッシュの贈り物として、サービスアップ推進月間行事の一環で、アロマの香りで癒されてみませんか】と呼びかける催しがあった。坂巻院長が冒頭に挨拶をされ、患者や家族と医療者との距離をうんと縮めていたのが、嬉しいことであった。

担当の看護師さん・事務局の世話人とアロマセラピストをリーダとする「ももの木」のメンバーが打ち揃い、あわただしく準備に追われている間にも、患者さんが顔を出し始めた。延べ80人の患者さん・付添いの方・看護師さんなどが入れ替わり立ち替わりして、色々な千代紙で香り袋を作り、並んだ9種類のアロマオイルからお好みの配合した「香り」を袋に入れて持ち帰っていった。入院患者さんが看護師さんに付き添われて来られ一緒に作ったり、車椅子で来られたりしていた。千代紙を折って作る「香り袋」に園児の様に目を輝かせ、アロマの選択に青春を思い出すように匂いを嗅いだりしている楽しい雰囲気を、部屋の扉を通り抜ける香りが、そーっと病棟までへも運んでいった。

 

用意されたアロマオイルを挙げておこう。

*(リラックス系)ラベンダー・ゼラニウム・サンダルウッド

*(リフレッシュ系)ペパーミント・レモン・ローズマリー

*(元気系)スイートオレンジ・ローズウッド・ベルガモット

 

患者さん・付添いの方・看護師さんで溢れるばかりの風景は、プライバシーの観点から掲載ができず、病院の心くばりと会場の熱気を伝えられないのが残念である。会場入り口の飾りを背景にしたリーダーの看護師さんとお手伝いに参加した「ももの木」の面々の写真を載せておく。

                                   (百軒)