緩和ケア普及啓発シンポジウム

「がんと診断された時からの緩和ケア」という緩和ケア普及啓発シンポジウムが、日本緩和医療学会主催で開催された。

 

概要は、<医療介護CBニュース>で紹介されているので、参照されたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130225-00000000-cbn-soci&1361767257

 

2007年の「がん対策推進基本計画」に拠り、緩和ケアは、

PEACEプロジェクト(がん医療に携わる医師の為の基本教育プログラム)と

緩和ケア普及啓発事業(オレンジバルーンプロジェクト)を車の両輪として推進してきた。

 

しかし、一般の認識はもとより、医療関係者の認識においても、緩和医療提供の体勢の面からも道半ばの現状である。かかる現状に活路を開くべく、緊急シンポジウムを開催した

と趣旨が述べられている。

 

患者と医療者間に大きな壁があって、そのあたりが討論の中心になるのかと期待して聴講したが、緩和医療推進の中核に居られる演者やパネリストの話は、よくできていたが、医療者間での障壁が大きな問題のような印象を受けた。