キャンサーネットジャパン企画の「血液がん」動画シリーズの講演録が進行している。
5/9夕刻に収録の行われた急性リンパ性白血病の講演を、現場で聴講させて頂いた。
(申し込めば、10名ほどが参加可能)
学会や公開講演では、チョット言い直せばいいようなミスも、動画収録となるとNGに
なるようで、ちょっぴりストップもあったが、スムースに収録が進んでいった。
あくまでも、動画収録の作業であり、収録作業が終わると係りの人は、道具類の整理
などを始めた。少し質問でもあれば・・・との司会者の声で、堰を切ったように聴講者の
なかから、質問が始まった。とても標準治療法をわきまえている程度では回答できないような病状の質問である。神田先生は、水を得た魚の様に、てきぱきと答えられ、コメントされていた。孕妊のことなど、生涯の問題となる点にまで細かくアドバイスされていた。
そこには、大学教授の姿はなく、真摯な一医療者としての真心が溢れていた。
講演の中身は、いずれ公開されるビデオをゆっくりと見直せばいい。
でも、この収録に立ち会ったことで目にした先生の姿は、いつまでも心に残る
だろう。
いい機会を頂いたCNJに感謝したい。
(百軒)
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ALLさち (土曜日, 11 5月 2013 02:23)
本当におっっしゃる通りで、ご質問をなさる方々の強い思いごと受けとめていらっしゃる様なお姿には私も感激致しました。
そのためもあり、参加申込時にお伝えしていた質問のお答えを諦めることがどうしてもできませんでした。
私にも温かくお応え頂いて感謝しております。