宮崎の患者会

このブログは医療者の手になるもので、上掲のテーマとその関連項目は、患者会の運営への示唆に富むものがある。

 

出会いは、こうである。

 

血液疾患のささやかな患者会、プチ患者会を探して放浪しているが、なかなか見つけることが難しい。県によっては、行政サイドから「患者会」「がんサロン」の情報を数多く発信しているところもあれば、どこ吹く風の自治体もある。がん診療連携拠点病院のいずれもに【患者サロン」が置かれている県もあれば、未だにゼロの県もある。

 

均沾化とは、所詮この世に宇宙の果てからDNAに至るまでのありえないことであり、色々とさまざまな模様のあるのが、楽しくもしてくれるのであるが、やはり身近に欲しいと想う患者の気持ちを捨て去ることはできない。

 

宮崎は、嘗て医療者の方が「患者会」を設立したいと奔走されていたのに接したことがあり、何となく力が入るのであるが、結果は、目当ての患者会見つからずであった。背中合わせにある(悪い意味で使う積りはない)熊本県には、血液疾患患者家族の会【晴れの会】があり、「患者サロン」が拠点病院にとどまらず20有余もあり、且つ横の連携で活発に活動されていた。その時目にした一つに、熊本がん患者サロン大交流会がある。そこから、ふと上掲のブログに連想が飛び、その大会へ宮崎の患者会の皆さんの大挙参加の様子の記事を見出すことができた。

 

今回は、あのナースさんたちの念願とされていた「患者会」も、やはりなかった。どうされているであろうか。幸運を祈りたい。