7月29日に講演収録があったキャンサーネットジャパンの「血液がん」シリーズの
「小児の血液のがん」に参加した。講演のDVDは、9月30日に公開されるのでそちらを
ご覧頂きたい。
同じ血液疾患の仲間とはいえ、疾患の種類や世代の相違によって、状況は異なる。
この「血液がん」の講演シリーズを通してみていくと、病理や治療方法のほかに
多くのことに気付かされる。
講師が聖路加国際病院 小児科の真部淳先生であった.
聖路加国際病院小児科ということから、細谷亮太医師のことや伊勢真一監督になる
【風のかたち】を心に描いていた。(リンクは、「風のかたち」予告編である)
真部医師のスライドの冒頭は、Ryota Hosoya のメモであった。
<小児がん治療>のメモに、1948年(戦後の混乱期である)から始めた医療の在り姿、
<小児がんは成人のがんとちがう>のメモに、子どもへの思いが浮かんでいた。
小児期(1~14歳)の主要死因で、不慮の事故(26.1%)につぐのが、悪性新生物
(12.5%)である。治療法の進歩は大きいが、依然として大きな課題である。
さらに、幼少期に過酷な治療を受けることで、成長期を通して幾多の晩期障害に
出合うことが分かってきている。長いこれからの人生でのQOLの改善に貢献できる
様な治療方法や患者へのアフターケアが大切である。
最近、小児がん経験者らが集まって、ピアサポートの会をあちらこちらで立ち上げて
来ているのに気が付いた。目についた事例をあげておく。
*(小児):まりも(小児がん経験者の会)
http://kenken1997.cocolog-nifty.com/pediatrician/2006/06/post_3734.html
*(小児ミルフィーユ小児がんフロンティア―ズ患者家族&経験者への支援
http://www.millefeuille.or.jp/
*(小児):フェロートゥモロー(経験者)
http://homepage1.nifty.com/pediatrician/fellow.html
*(小児):グラジュエートクラブ(経験者)
http://www.ccaj-found.or.jp/cancer_info/survivor_parents/#survivor
*(若年):STAND UP(若年性がん患者の会)
*(小児):オークの木(小児がん経験者の会)
http://www3.hp-ez.com/hp/oaks-tree/page9
*(小児):「いっこさ」小児がん経験者の会
http://www3.fctv.ne.jp/~nozomi-f/ikossa.html
*(小児):MAKTY(小児がん経験者の会
http://www.ccaj-found.or.jp/cancer_info/survivor_parents/
*(小児):Heart to Heart(小児がん経験者の会)
http://www.ccaj-found.or.jp/cancer_info/survivor_parents/
*(小児):四つ葉のクローバ小児がん経験者の会)
http://www.ccaj-found.or.jp/cancer_info/survivor_parents/
*(小児):Purity(愛媛小児がん経験者の会)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nozomi_ehime/purty.html
*(小児):SmileDays(小児がん経験者の会)
http://kurumesmiledays2525.blog107.fc2.com/
*(小児):きらら(若年性がん患者の会)
http://kirarak.jugem.jp/?pid=1
百軒
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