東海地方の血液腫瘍疾患のプチ患者会

東海地方として、静岡県・岐阜県・愛知県・三重県を取り上げた。 上表に見るように、日本血液学会の研修施設として登録している医療機関はかなりある。 とりわけ名古屋を中心とする愛知県下には密集している。これは、嘗て骨髄移植の パイオニア的な役割を果たしてきた医療機関の存在があることがその一因であろう。 また、がん対策推進政策の初期から、各地のがんセンターの先駆的モデルとして がん患者への啓蒙活動や患者相談室などで名を馳せた静岡がんセンターがある。 各地での患者会活動も活発なものがある。しかしながら、血液疾患の院内患者会や ローカルの患者会は、2ほどしか見いだせなかった。きっと、活動されている会が あるだろうと思いたい。 看護師の方で院内患者会設立を念願されていたところもあったが、医師や病院経営者の 理解が得難いと謂われていた言葉が、まだ耳に残っている。 各県別の詳細は、「血液腫瘍患者会」の欄に掲載してあるので、参照してほしい。                                     (三鍋康彦)