二月二日、寒中にも拘らず生暖かい曇天の中を、横浜から千葉へ向かった。
昨年、HOSPAC総会で野田さんからお話し頂いた「支えあう会α」の活動の一つ、連続講座・「がん」について 学ぼう!話そう!の聴講が目的である。
抗がん剤治療を受けた多くの患者は、医療者以上に副作用への悩みや懸念を抱いているものである。また、個人差が大きく、色々な肉体的心理的な症状が出ることを体験してきているが、今一つ、状況が理解しにくいところがある。
今回の辻村さんの話は、正確な薬理作用の原理を提示した上で、そこから派生する副作用の状況の鳥瞰図を、平易に説明してくれた。スライドを駆使するのであるが、話しつつ参加者へ視線を送る話法が親近感を持たせて、素晴らしかった。肝心の講演の中身は、何れ「α」通信に掲載されるだろうから、そちらを見て頂きたい。
昨年は最後まで参加した。とてもざっくばらんな座談会で楽しくお勉強が出来た。今年は、この「α」の会を紹介したかった友人と共に参加した。その体調を考えて、講演だけの参加となったのが残念ではあったが、友人共々満足して帰路に就いた。
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