「患者サロン」の普及が進んでいなかった5年前に、「支えあう会α」がまとめられた「患者サロン」の報告がある。その後、そのような生の情報を纏められたものが見当たらない。

昨今では、「患者サロン」を開設したがん診療連携拠点病院が、全国平均で九割近くになってきた。そのあり姿は、それぞれの環境に応じて多様である。病院の謂わば表の顔であるウエッブサイトから、その姿を纏めてみた。

①患者会の運営に携わっている世話人には、他所の活動が参考になろう。

②院内患者会などと「患者サロン」のコラボレーションは一つの道であろう。

③各病院経営での医療面とは別の一つの側面が見えるような気がする。

単なるリンク集であるが、「がンサロン・婦人科がん」のところに、掲載してゆく

県内の拠点病院のすべてに、「患者サロン」が設置されているが、案内のポスター・チラシのいずれもが楽しげに患者に呼びかけているような温かみを感じるところがある。どの病院にも院内患者会があるような環境がその土台となっているのかもしれない。県立中央病院の事例に見るような、交流会と共に患者支援のプログラムが定期的に開催されているのも、患者にとってはうれしいことだろう。

⇒詳細はこちら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責:三鍋康彦）