MRIC by 医療ガバナンス学会投稿記事ー運動と貧血の事

<MRIC Vol.138 うんどうするのは何のため?~血液内科医・女医の貧血観察記>が配信されてきた。長年血液がんのために抗がん剤を服用し続けているので、貧血の目安としているHb値が9g/dL台と男性にしては貧血の部類に入る。でも、抗がん剤による骨髄抑制のためとひたすら傍観してきた。
この記事によると、ランニングなどの運動などによる「足底への衝撃で赤血球が壊れる溶血性貧血が起こると、壊れた赤血球から流れ出た鉄分は尿から排泄されてしまいます」とありました。

特に運動を心掛けるほど健康に留意しているわけではないが、抗がん剤による皮膚組織の脆弱化(薄くなっている)に加えての老化で足裏も骨皮筋衛門となっていて、普通の歩行にも靴下2枚重ねで靴を履く始末である。若しかしたら、己が赤血球を踏みつぶしているかもしれない。
がんサバイバーで、マラソン挑戦をされておられる方には、一読の価値ある血液内科女医様のお話であろうか。                                (百軒)

MRIC Vol.138 運動するのは何のため? ~血液内科医・女医の貧血観察記