お気に入りの図書室(医療)・・・ほっとサロンいだ

 

患者にとって必要とする医療情報の情報源は多様である。公共の図書館もあるが、より効率的なのは医療施設に設置されている図書室ないしは図書コーナーである。訪問しやすく内容が充実していて、かつ雰囲気の良いところとして気に入っているのが、井田病院内にある「ほっとサロンいだ」である。医師や司書らによる図書の選定で、医療関係の書籍が濃縮されて整備されている。(安らぎなどの一般書籍は、別途院内の図書コーナーにある)

 

 

さらに便利なのは、そこの置かれている書籍の一覧がネット上で見ることが出来るので、あらかじめ目当ての本を探すことが出来るのである。この画面をクリックして、試してみてください。

 

 

迎えてくれるのは、「ほっとサロンいだ」の入り口の和やかな雰囲気とと患者仲間のボランティアの手作りの作品である。

 

 

がん診療地域連携拠点病院の多くには、患者用の図書室なり図書コーナーが設置されるようになってきた。例えば、東京都では27の拠点病院中26施設が、また神奈川県では18施設中16施設に患者用の図書が置かれている。しかし、その内容はまさに玉石混交である。さらに、司書が図書のプロとして配置されているのは、東京都で4拠点病院・神奈川県で1拠点病院である。

 

これらの患者図書室の所在を検索するのには、『がん情報サービス』から病院ごとに探す手もあるが、以下のような一覧の情報が便利である。

 

 

【全国患者図書サービス連絡会】

                                    (三鍋康彦)