病における生と死…あるイベントとの遭遇

取次寺である高願寺の至心学舎にて、日本メメント・モリ協会主催のフォーラム「安らかで楽な死」なるフォーラムがあった。
代表理事の占部まり氏の司会で、写真家のがん患者 幡野広志氏・井田病院医師 西智弘氏・ジャーナリスト 宮下洋一氏をパネラーとするフォーラムで、医療者や患者やジャーナリストに加えて、高願寺の檀家の人たちも参加して古民家を移築した至心学舎の200人にあふれる参加者あった。
この一連でのテーマ―で、情報公開されているものを次に掲載してみた。

           

                                          (百軒)

NHKのハートネットTVですでに放映された番組「がんになって分かったことー写真家  幡野寛5歳~」がある。近日中に再放送がある。幡野氏に密着したドキュメントであるが、高願寺でのフォーラムも一部含まれている。 

ネット情報「看護roo」に掲載されている、医師 西智弘氏と写真家がん患者 幡野広志氏との対談集である。高願寺での日本メメント・モリ協会のフォーラムやNHKのハートネットTVの内容がよくわかるように文章化されている。がん患者のみならず死を念頭に浮かべたことのある方々には、自分を見つめる医療者や他者の考え方がわかりやすく説かれている。
 ①患者さんの命は誰のもの?:がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(1)

 

 ②「患者の希望」と「自分の感情」を分けられない医療者:

   がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(2)

 

 ③アドバンス・ケア・プランニングは有意義か?

   がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(3)

 

ネット情報 BuzzFeed・Newsに、西智弘医師の投稿がある。

 

「がんになる前から、人生を通じて対話をしよう」

 

フランス映画で尊厳死をテーマとした『母の身終い』がある。再上映の機会は少ないかもしれないが、予告編では汲み取れないものがある。

 

死生学の論文や講演では伝えにくいものを、情動の側面から伝える映像を使ったもので、色々な受け取り方ができる。

 

『母の身終い』の主演女優が語っているところも、興味がもたれる。

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。