がん対策推進基本計画(第二期)で、がん患者サロンやピア・サポート支援の推進が取り上げられて9年の歳月が流れ、今ではほとんどのがん診療連携拠点病院(国・都道府県指定)にがん患者サロンが開設されている。しかし、昨年来の新型コロナウイルス感染の流行にあって、ほとんどがその機能を休止してしまった。
医療側からの感染防止上当然の措置ではあるが、患者にとっては通院も極力抑制し外出を控えざるを得ない環境にあっては、平常時以上にこのようながん患者サロンのサポート支援が望まれるのである。
患者からのニーズに応えるべく、医療側や患者支援団体が通常の面談形式に加えてオンライン形式を加えての「がん患者サロン」の再開が進み出してきた。全国の拠点病院などを中心にホームページ上から再開の有無を調べてみた。見落としもあろうかと思うが、明確に再開が確認できた事例を、下記のファイルで見ていただければ幸いである。
新年度の始まる4月以降には、さらに増えると思われるが、年度末の現状を鳥瞰して見た。
(百軒)
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