『エンプティテーブル』
この小さなテーブルは、尊厳と名誉の象徴です。
これは、ここに来ることができなかった 愛する人の席です。
がんを宣告された人たち、ルミナリエの灯を捧げた 大切な人たちの席です。
小さなテーブル
それは、時にたった1人で病と闘う患者のはかなさの象徴。
白いテーブルクロス
それは、命を懸けた闘いを支える 医師、看護師、研究者たちの象徴。
花瓶のいちりんのバラの花
それは、家族や友人の揺るぎない愛情と 病と闘う強い意思の象徴。
花瓶のピンクのリボン
それは乳がんに限らず、がんの治療法開発を支えている多くの人々の襟に飾られてきたリボンの象徴。
日本では本年、33万人をも超える人々ががんの犠牲になると考えられています。
皿の上の一切れのレモン
それは、この重大な病との 苦い闘いの象徴。
毎年53万を超える新たな患者が闘っています。
皿の上にちりばめられた塩
それは、数えきれない患者の苦しみの涙と愛する人を失った家族や友人が流した涙の象徴。
ふせられたグラス
それは、今日のこの日を共に祝うことができなかった人々への追悼。
でも、このキャンドルは私たちの心にともる希望の光。
サバイバーがくれる希望の光。
リレーで集められた基金と、医療に携わる人々の努力によってもたらされるがん根絶への希望の光。
1つの世界、がん撲滅への1つの希望。
あなたの一歩が世界を変えるのです。
※RFL横浜実行委員会さんが和訳してくださったものを引用させて頂きました。
老いて逝く身内の人を見送った田口ランディさんのエッセイである。とても同感すると同時に、まさに一日一日に老いていくわが身の有り様を語られているようにも感じられる。
共感の次には、さて、自分はどうするかに、行動が伴わないのが
口惜しい。
この冊子は、がんと診断された親が、自分のがんについて子どもと話しあうために、そして、子どものがんへの恐怖心を和らげるために、作成されたものです。
“子どもにだって、がんのように家族に影響を与えることについては、「知る権利」があります。何も知らせないことは、子どもに対する約束違反なのです。子どもは、普段とは“何かが違う”と気づいています。親は何も知らせないことで、子どもを守ろうと思うかも知れません。しかし、そのことが、子どもに必要以上の恐怖心を抱かせてしまうかも知れないのです。”~全米がん協会(American Cancer Society)~
【がんになったとき、親に伝える?伝えない?どう伝える?】
ノバルティス・ファーマ者作成の小冊子です。
聖路加病院精神腫瘍科医長 保坂隆 監修
保坂先生は、乳がん患者のケースでピアカウンセリングのトレーニングシステムを
作成もされています。
がん患者と告知されて、悩まれたときにひも解いてみて下さい。
書籍(電子書籍)
額田勲氏の遺稿集を没後に編集して、「未来への手紙」として
出版されたものである。
医療者でありがん患者である以上に、社会と生命への確かな視線を
持って活動された方の遺された言葉である。
氏の略歴・諸策などの年表は書籍末尾にある。
2010年、生前に取材された放送分です
「白血病に負けないで、生きてネガイを叶えたい」mino
「この病気では絶対に死なせない」パウロバ
2人の闘いです。骨髄移植への不安もありました。でもその移植にこぎつけるまでが最初の闘いでした。なかなかドナーが見つからず、見つかってもコーディネートがうまく進まない。現在38万人のドナーもまだ足りません。100万人のドナー登録があれば、今よりずっと見つかりやすくなり、患者の容態に合わせて、よい条件での移植が可能になるでしょう。全ての患者さんに生きるチャンスが与えられるようになりますように。18歳~54歳までの皆さんドナー登録をお願いします。