院内患者会ってなあに?

患者(家族)が、病院の外にではなく、病院の中につくる患者会です。医療者も、患者も、みんなあればいいなと思っていたけれど、これまでなぜかなかった、新しい試みです。

 

病院の中で、同じ疾患の治療を受けている患者(家族)が交流したり、情報交換したりします。入院中の患者だけでなく、外来診療中の患者も、すでに治療を終えた患者なども参加することができます。

 

現在、血液疾患患者(家族)による院内患者会は、東京大学医学部附属病院(東京大学病院おしゃべり会)、東京都立駒込病院(駒込病院おしゃべり会)、筑波記念病院(こぶしの会)など、全国の多くの病院でつくられ、おしゃべり会や医療相談、セミナーや勉強会などが行われています。なかには、ホームページを開設しているところもあります。

 

『院内患者(家族)会設立マニュアル』より